医院ブログ
- 2022/10/14
- 歯科衛生士のひとりごと
食生活の変化とお口への影響(3)
事例2
■問題となる習慣■
やたら固いものだけを噛む
■その習慣の様態や方法■
するめやフランスパン、氷など
硬いものを片方のあごだけに過度の力をかけて噛んでしまう、または噛みたい気持ちになることを抑えられず、つい噛んでしまう
■結果■
歯が割れやすい
顎に過度の負担がかかる
胃腸に悪い
嗜好といえば嗜好ですが 過度に行うことはよくありません
若い間からの習慣で・・・とおっしゃる方もいらっしゃいますが 歯は長年365日休む間もなく働いている身体器官です
ある程度経年劣化が起きる年齢になると 歯が割れるリスクは高くなります
歯が割れたら 抜歯が前提になることも多くあります
1本ぐらい歯がなくても・・・とお考えになる方もおられますが
それは 身体にとっては とんでもなく大きな事件!
人間の体は ないところや不具合を補い なんとかバランスをとる機能を持っていますが
それはどこかが 無理をしているにすぎません
目が悪くなれば 眼鏡で補うように
歯が悪くなれば きちんと治療を受けて 補修するか ないところは補う必要があります
それよりまず 歯が無くならないように しっかりケアをしながら 上手に使う ことが 肝要ではないでしょうか
- この記事の担当者