医院ブログ
- 2022/11/17
- 歯科衛生士のひとりごと
フッ素塗布についてのあれこれ(1)
少し前にもお話させていただきましたが
フッ素には 解釈の違いにより 賛否両論あります
それはすべての物事に表裏があることと同じと考えます
私見ではありますが
わたしはフッ素を推奨します
しかし先日
1歳からどうでしょう?というご質問を受けたことがありますが
これまた私見ですが 1歳には わたしなら使用しません とお伝えしました
その方のママ友は 1歳で歯科受診をして フッ素を塗布していらっしゃるそうですが・・・
衛生士の立場からすると
1歳でどうやってフッ素をしたのだろう???????から不思議です(笑)
もしかしたら わたしの力量不足かもしれませんが
そしてこれまた
3か月に一回フッ素塗布をしないといけない!と信じているお母さんも少なくない
これまた私見ですがそうではない!と思う次第
フッ素については 様々な意見がありますが
日本で薬事法を通過している量であれば
小柄で身体機能も欧米人とは異なる日本人にも大丈夫ではないでしょうか・・・・
欧米では様々 薬の認可や保存料など 日本とは基準が異なります
コロナワクチンの承認や飲み薬などの適用も異なっていることをご存じかと思います
何が言いたいかと申しますと
欧米の薬事基準は量や内容も日本の基準を上回る摂取量が許可されているものも多くあります
つまり
日本で一般的に使用される(医療機関でも市販品でも)ものであれば
実際 害を懸念するより 得られる益のほうが多いように感じますし
わたしは 自分で精査・確認の上、価値観に近いことを選ぶようにしています
大切なお子さんのことで使用を悩まれたりするケースは少なくありません
実際 当院で使用する場合
様々なお口の中の条件を われわれハイジニストの経験値に照合して フッ素の種類を選んでいます
ぬれば毒・・・体に悪い?
ぬれば安心・・・予防できる?
フッ素は そのように捉えるものではなく
使い方次第で 虫歯予防やエナメル質強化などの補助になる 健康増進道具の1つではないでしょうか
道具ですので
使い方を見極めて 最大限の効果が得られたら・・・・ よし! ではないでしょうか と私は思います
みなさんは いかがお考えですか
- この記事の担当者