医院ブログ
- 2022/09/02
- 歯科コラム
親御さんからの相談の多い子どもの歯の悩み
西宮市の歯医者さん、あかつき歯科医院です。
歯は一生使う大切なものです。
我が子には歯に悩むことなく、健康に育って欲しいと願うものでしょう。
あかつき歯科医院にいらっしゃる患者様の中にも、ご自身が歯のことで苦労したり悩まれた経験から「子どものお口の健康」を重視される方が沢山いらっしゃいます。
早いうちから歯を始めお口の健康を意識し習慣づけてあげることは、子どもの将来にも影響があるためとても重要です。
今回は親御さんから良くご相談される子どもの歯の悩みと当院での対応についてご説明いたします。
こんなお悩みありませんか?
・虫歯が多くて治療で嫌な思いをした。
・痛い思いをして、歯医者が嫌いになってしまった。
・歯並びが悪いことがコンプレックスになっている。
歯科医院というと、どうしても上記のような印象をお持ちの方も少なくないと思います。
せめて子どもには同じ思いをさせたくない、そう願うのも親心。
そのために親として何をしてあげられるのでしょうか。
子どもの歯の悩みベスト4
あかつき歯科医院で良くご相談いただくお悩みには、次のようなものがあります。
�@歯磨きを嫌がる
子どもが小さいうちは、食事のコントロールで虫歯になりにくい環境を作ることも可能です。
歯磨きの習慣を作ることももちろん大切ですが、歯磨きや歯医者が楽しいところだと思えるようにサポートしてあげると良いでしょう。
幼少期から定期的なメンテナンスに通うことは、虫歯予防だけでなく必要があれば最適なタイミングで矯正治療が行えるというメリットもあります。
歯が生えてきたらかかりつけ歯科医院で定期的に見てもらうようにしましょう。
�A虫歯予防のためにできることは?
虫歯の原因はひとつではありません。
歯磨きを始め、食習慣や生活習慣、虫歯菌の数や唾液の量など様々な要因が重なって虫歯が生じるからです。
また歯並びが悪いところは磨き残しやすくなるため、虫歯のリスクも高くなります。
歯並びが気になる場合には、矯正治療などで整えることで虫歯予防にも繋がります。
�B歯並びが心配
ご両親のどちらかが歯並びが悪かったり、歯に対して顎が小さい、長期に渡る指しゃぶりや口元の癖などがあると、歯並びが悪くなってしまう可能性が高くなります。
大人になってから矯正治療をする方法もありますが、一般的には子どものうちに矯正をすることで期間や費用を押さえられます。
歯だけでなく口もとが正常に成長しているかどうか、定期的にかかりつけの歯医者で見てもらうことをお勧めします。
�Cフッ素はどうなの?
フッ素は悪いという話も時折耳にしますが、歯科で用いられるフッ素は「フッ化ナトリウム」と呼ばれるものです。
フッ化物を正しく用いるのであれば問題はなく、虫歯予防効果が期待できます。
特に矯正治療中は虫歯になりやすくなることもあるため、上手に活用すると良いでしょう。
また定期検診やメンテナンスで活用することで、虫歯を予防し綺麗な歯を維持することにも役立ってくれます。
歯科医院は何もなくても行くところ
近年予防歯科という言葉が大分浸透し、歯科医院は虫歯や痛みが出てから行くところではなく「虫歯や歯周病の予防のために行くところ」になっています。
親世代の方が子どもの頃は、まだそう言った風潮はなかったかもしれませんが、これから先大人になっていく子ども達には、その意識は重要だと言えます。
子どもの頃の対応で将来が変わる
「三つ子の魂百まで」ということわざがあるように、お口のケアに関しても子どもの頃の習慣が大きく関係してきます。
「予防のために定期的に通う場所=歯医者」という習慣づけをしてあげられれば、何の抵抗も感じることなく歯科医院に通うことができますし、それがお口の健康に繋がることは言うまでもありません。
また成長過程の子どもは、乳歯から永久歯への生え変わりや顎などの成長も起こります。
その過程も正常であるか歯科医院で見守ってもらう必要があるのです。
当院は発達心理学を取り入れた対応をしています
あかつき歯科医院では一人ひとりの子どもの発達に合わせた対応をするために、発達心理学を取り入れています。
本来子どもは生活や体験の中から自分で生き抜く力を身に付けていくものですが、それには大人の関わり方も大切です。
適切なタイミングでの声かけや距離の取り方・サポートなど、あかつき歯科医院では子どもたちに合わせて進めていきます。
歯医者さんに初めて来院する、他の病院では泣いてしまって…という方も、ご安心いただければと思います。
ご心配なことがある場合は、発達心理学を取り入れているあかつき歯科医院までお気軽にご相談ください。
- この記事の担当者
- 院長荒木 暁