医院ブログ
- 2022/09/01
- 歯科コラム
インプラントの寿命はどのくらい?必要なメインテナンスもご紹介!
西宮市の歯医者さん、あかつき歯科医院です。
自分の歯のように噛めて違和感も少ないと評判のインプラントですが、自由診療のため費用もそれなりにかかります。
せっかく高額な費用をかけてインプラントを入れるのですから、出来るだけ長く使って行きたいですよね。
今回は良くご質問いただくインプラントの寿命や、長く使っていくために知っておいていただきたいメインテナンスについてご説明いたします。
インプラントの寿命は?
インプラントは一体どのくらい持つのでしょうか。
インプラントは入れたら終わりではなく、長く使うためにはメインテナンスをしっかり行うことが必要です。
メインテナンスが出来ていることを前提とした時のインプラントの寿命は、入れた場所や状況によっても異なりますが、平均して10〜15年と言われています。
中には15年、20年以上使えている患者様もいらっしゃいます。
長く使うために必須!メンテナンス
インプラントは人工のもののため虫歯になることはありませんが、十分なメインテナンスが出来ていないと天然の歯が歯周病になるのと同じように「インプラント周囲炎」と呼ばれる病気になってしまいます。
インプラント周囲炎とは、磨き残した歯垢などの細菌が原因となり、インプラントの周りに炎症が起きてインプラントを支えている骨がなくなってしまうというものです。
それを防ぐためには、メインテナンスが欠かせません。
メインテナンスは「セルフケア」と「プロフェッショナルケア」の2つが必要です。
�@セルフケア
毎日ご自分で行うケアのことです。
一般的にはタフトブラシと呼ばれるブラシでインプラント周りの歯垢などの汚れを取り除きます。
場合によって歯間ブラシなどでのケアも指導されることがあります。
�Aプロフェッショナルケア
定期的に歯科医院で行うケアです。
インプラントは複雑な形態をしているため、天然の歯よりも歯磨きが難しいもの。
プロの手を借りてしっかり清掃していく必要があります。
また常にお口の中の環境は変化して行きますので、噛み合わせが変わっていないかどうかなどのチェックや調整もインプラントを長く使うために欠かせません。
もし噛み合わせが強いまま使っていると、それが原因となりインプラントを喪失してしまうこともあるのです。
信頼できるインプラントを選ぶ
インプラントには、1回の手術でできるものや従来の2回手術が必要なものがあります。
それぞれ色々なメーカーがあり、インプラントの特徴や臨床データも様々です。
インプラント治療は歯科の中では比較的新しい治療方法ですので、その点を踏まえて信頼のできるものを選ぶことがインプラント治療の成功に繋がると言えるでしょう。
どのインプラントにするか決める際には、これまでの臨床成績はもちろん、この先何十年も経過した後まで十分なフォローが可能かという点も重要になります。
例えば電化製品を長く使っていて、修理が必要になった時にパーツがなく修理不可というご経験をされたことはありませんか。
インプラントもいくつかのパーツが組み合わさったもので、何十kgもの噛む力を毎日受けて支えているため、長く使っていく中では修理や一部のパーツを必要とすることもあります。
万が一の時にも十分な対応が可能なインプラントを選ぶようにしましょう。
当院はご安心いただけるインプラントを取り入れています
西宮市にあるあかつき歯科医院では、患者様に出来るだけ長くインプラントを使っていただきたいと思っております。
そのためインプラント治療後のことも考え、「ストローマンインプラント」を導入しています。
これは世界中で最もシェアされ70カ国以上の歯科医師から高い信頼を得ており、将来的に部品交換が必要になった際にも廃盤などのリスクが少ないインプラントです。
インプラントを検討されている方やどのインプラントが良いのかわからない場合も、どうぞあかつき歯科医院までご相談ください。
下記のページでも、インプラントの紹介をしております!
よろしければ、続けてご覧ください!
- この記事の担当者
- 院長荒木 暁